日本におけるエアバス

日本との協働とビジネス

Japan National Stadium - Pléiades Neo

日本でのプレゼンス

エアバスと日本の関係は、設立時のパートナー企業が三ツ矢航空(現、東邦航空)にアルエットⅡヘリコプターを納入してから60年以上におよびます。今日までに固定翼および回転翼合わせて600機以上の民間機を日本のお客様に提供してきました。

エアバスは、日本における産業界、政府、金融界とのパートナーシップ構築に注力しています。現在100社以上の主要な日本企業がエアバスの様々なプログラムに参画しています。

Airbus in Japan

日本におけるビジネス

エアバスの様々なプログラムに参画する日本企業100社以上から、年間18億ドルの部品や材料調達を行っています。

エアバスは研究開発でも日本と協力関係を築いていおり、多様なプロジェクトに参加し、パートナーシップ拡大に取り組んでいます。

すでに成功を収めている日本のヘリコプター市場も成長を見せています。現在、民間および官公庁市場において50%以上の市場シェアを持っています。

エアバスは日本に400人以上の従業員を擁しています。

製品とサービス

エアバスは日本の民間航空機市場で大きな存在感を示しています。世界最大の旅客機A380から最新鋭のA350、単通路型のベストセラーA320ファミリーまで日本の航空会社によって国内外の路線で幅広く運航されています。

最先端のヘリコプターサポート施設を神戸市に設置し、整備・修理・オーバーホール、改造、技術支援、訓練を提供しています。

また、日本の宇宙産業の成功にも貢献しています。

A350-900 Japan Airlines MSN321 - take off

民間航空機

製品とサービス

日本においてエアバスの航空機は、全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、ジェットスター・ジャパン、Peach、スターフライヤーの5社が運用しています。A320ファミリー、A350、A380を含む約130機が、国内および国際路線で運航されています。

Japan Coast Guard H225

ヘリコプター

製品とサービス

エアバス・ヘリコプターズは、民間および官公庁市場において 50% 以上の市場シェアを持ち、100 社の顧客によって360 機以上が運航され、日本でナンバーワンの地位を築いています。

60 年以上に渡る日本とのパートナーシップを誇るエアバス・ヘリコプターズ・ジャパンは、国内にメンテナンス施設を持つ唯一の外国メーカーです。神戸の施設は、エンジニアリング、ブレード修理、H135 トレーニングのアジア太平洋地域拠点として機能し、フルフライトシミュレーターを備えています。

Artist View Superbird 9 OneSat Jsat

防衛・宇宙

製品とサービス

エアバス・ディフェンス・アンド・スペースは光学衛星およびレーダー(SAR)衛星による情報収集(インテリジェンス)の分野で日本と30年以上にわたる協力関係を築いており、研究・科学、商業、防衛など様々な目的でサービスを提供しています。

日本の多岐におよぶ宇宙事業(探査、輸送、観測、通信衛星など)に最先端の補助システムや機器、部品を提供。近年では日本の何社かの宇宙関連スタートアップにも協力し、大きな役割を果たしています。

イノベーション

環境に優しい航空宇宙産業と持続可能な世界を実現するためには、イノベーションは必要不可欠な要素です。


日本に開設したエアバス・テックハブ・ジャパンは、航空宇宙分野における研究開発およびイノベーションを促進するパートナーシップを日本で構築し、次世代航空機の開発に向けた技術革新を推進します。主要な研究分野は、新素材の開発、脱炭素技術、自動化です。

Airbus Tech Hub in Japan Press Conference

エアバス・テックハブ・ジャパンの最初のプロジェクトとしてパートナーシップを結んだのが、東芝エネルギーシステムズです。次世代の水素航空機開発に向けた超電導モーター技術について共同研究を行っています。
また、日本にオフィスを構えるエアバス・ベンチャーズによって、航空宇宙産業に影響を与える日本のスタートアップ企業に投資を行っています。
 

産業界との協力

エアバスの様々なプログラムには、ジャムコ、川崎重工業、三菱重工業、新明和工業、帝人、東レなど、100社以上の主要な日本企業が参画しています。

日本との最大の協業プロジェクトのひとつは、川崎重工業と共同で開発・製造したH145/BK117創発軽量多用途ヘリコプターです。全世界で2,000機以上を販売しています。

エアバスは空港の水素拠点化構想を掲げ、将来的な水素旅客機の運航と水素社会の実現に向けて世界中で航空会社や空港、産業界との提携を進めています。日本ではこれまでにANAホールディングス、川崎重工業、関西エアポートとパートナーシップを結びました。

airbus_up_next_-_toshiba.png

エアバスは研究開発(R&T)でも日本と協力関係を築いています。これまでも宇宙航空研究開発機構(JAXA)や様々な日本の研究機関、大学と新技術の研究を行ってきました。日本と欧州との関係を深めることによって、産業協力の強化、多様化につながり、双方にとって大きな利点を生み出します。

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